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zoom RSS #271【廃藩置県のころ】琉球処分 (上)大城立裕 講談社文庫 2010年

<<   作成日時 : 2012/02/02 23:59   >>

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小説 琉球処分(上) (講談社文庫)
講談社
2010-08-12
大城 立裕

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沖縄関連本シリーズのラストは、廃藩置県により琉球王国が消滅した時の物語、琉球処分。

この本は、前首相・菅直人がこれを読んで沖縄について勉強する、と言ったことで、人気になり、文庫本化されたもの。

オリジナルは1959年に発売。

これも、島津の侵攻を描いた「琉球の風」と同様、司馬遼太郎の作品ほどテンションが上がるものではない。

しかし、主目的は沖縄の歴史的事実を知ることなので、淡々と読む。

司馬遼太郎好きとして反応するのは、明治政府のキーマン大久保利通がたまに登場すること!

ちょうどこの頃は、征台論〜台湾出兵〜北京での講和交渉の頃。

「翔ぶがごとく」の前半の方を思い出しながら読んだり。


Amazonの内容紹介は次の通り。
清国と薩摩藩に両属していた琉球―日本が明治の世となったため、薩摩藩の圧制から逃れられる希望を抱いていた。
ところが、明治政府の大久保利通卿が断行した台湾出兵など数々の施策は、琉球を完全に清から切り離し日本に組み入れるための布石であった。
琉球と日本との不可思議な交渉が始まったのである。




へえ〜というところは次の通り。
@冊封
冊封とは、中華の国の自己満足のために考えだされた、ほとんど形式のみのものであったから、貧しい孤島王国ほ、名をすてて実をとることを覚えた。


→当時の超大国・明、清に満足させ、その代わり交易をした。
しかし、おいしいところは薩摩が持っていく。
歴史的に、沖縄県民は鹿児島県民を憎んではいないかと疑問に思う。


A新帰朝者
新帰朝者というものは、いつの世も感覚が多少ずれているものである。
それはむろう、新帰朝者のほうが進んでいて、留守のひとたちがしようもなく遅れているということもあり、また新帰朝者のほうがわけもなく新しがりやで、留守のひとたちが殻をかたくして受けいれない、ということもある。
いずれにしても、新帰朝者のほうが少数の孤独な者であることは、共通している。
そこ孤独を不幸と嘆くか、選ばれた才人として自己満足するかは、ひとによる。

→今でいうと、留学帰りとかそういう感じか?


B琉球の視点
外国とのあいだにおこる新しい事態は、いつでも恐怖を伴うのです。
中国からは歴史的に恩恵をこうむり、島津からは歴史的に虐待されてきた。
日本から兵隊が来ると、どのようなことになるのか、それは心配でもありましょう。

→島津=日本なので、いい印象は持たないはず。



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↓この頃の時代、大久保利通が活躍。
#167【大久保の交渉術】翔ぶが如く5 司馬遼太郎 新潮文庫  1980年
(2011年5月11日 記す)

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