#91【キリスト教に呑み込まれる】 ローマ人の物語40 キリストの勝利(下) 塩野七生 新潮文庫


ローマ人の物語〈40〉キリストの勝利〈下〉 (新潮文庫)
新潮社
塩野 七生

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キリスト教がローマ帝国の国教となってしまった。

すなわち、宗教の信教の自由を認めないということである。

これは、ローマ帝国が強大化したキーワードでもあった「寛容」というものが
崩れたということでもある。

他は認めない、となると争いが起こるのは容易に想像ができる。

カエサル、オクタヴィアヌスの時代は、キリスト教が生まれる以前で、
多神教の時代であったので、こういう事態は起こらなかった。

しかし、この時代はキリスト教が台頭してくる時代だ。

時代の流れ、なのだろうか。


* 目次 *
第三部 司教アンブロシウス
     (在位、紀元374年~397年)

 蛮族出身の皇帝
 フン族登場
 ハドリアノポリスでの大敗
 皇帝テオドシウス
 蛮族、移住公認
 親キリスト教路線の復活
 「異教」と「異端」
 「異端」排斥
 「異教」排斥
 論戦
 キリスト教の勝利(異教に対して)
 キリスト教、ローマ帝国の国教に
 キリストの勝利(皇帝に対して)
 東西分割


<グッときたところ>
①一神教と多神教の違い。
「一神教とは、自分が信じているのは正しい教えであるから、
他の人もそれを信じるべき、とする考えに立つ。
反対に多神教は、自分は信じていないが、信じている人がいる以上、
自分もその人が信ずる考えの存在理由は認める、とする考え方である」

→キリスト教やイスラム教を信じるのはいいが、特に過激派の人々には、
他の宗教の存在理由も認めてほしい。


②政治と行政。
「政治と行政はちがうのだ。
行政上では困難と思われることでも、
政治上の配慮によって成されねばならないことは多い」

→わかるような、わからないような。
 政府が決めたから、財源はよくわからないけど子ども手当を出します、
 のようなこと?


③司教の権力。
「皇帝がその地位に就くのも権力を行使できるのも、
神が認めたからであり、
その神の意向を人間に伝えるのは司教とされている以上、
皇帝といえども司教の意に逆らうことはできない。
これが両者の関係の真実である」

→つまり、同じ人間でも司教の方が権力がある。


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↓次は、改めて「ローマ人の物語1 ローマは一日にして成らず」から読み返します。

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫
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