#113【アウグストゥス 天寿を全う】ローマ人の物語16 パクス・ロマーナ 下 塩野七生 新潮文庫


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アウグストゥスの統治後期。
終身皇帝なので、皇帝が変わるというのは、死亡の際のみである。

さて、晩年のアウグストゥスは、後継者選びに苦戦する。

何とかして自分と血のつながった者を選ぼうとするが、
血縁者はすべてアウグストゥスよりも先に亡くなってしまう。

結局、ゲルマニアで軍の司令官としての実績のある
ティベリウスを養子として迎え入れ、彼を後継者とした。

アウグストゥスもティベリウスも、私情もあったかもしれないが、
帝国のために現実を見つめて、政治をすすめた。

アウグストゥスは、76歳で天寿を全うした。

* 目次 *
第三部 統治後期(紀元前5年~紀元後14年)
     アウグストゥス、58歳~77歳

 祖父アウグストゥス
 娘の醜聞
 「国家の父」
 東方問題
 ティベリウス復帰
 反乱
 家族の不祥事
 詩人オヴィディウス
 「森はゲルマンの母である」
 死


<グッときたところ>
①小林秀雄の言う政治とは。
「ある職業でもなくある技術でもなく、高度な緊張を要する生活」

→プレッシャーの連続らしい。
 人々の生活を背負うわけだから、重圧がかかるのもわかる。


②高度な緊張を要する生活を生き抜くのに必要な資質。
第一、見たいと欲しない現実までも見すえる冷徹な認識力。
第二、一日一日の労苦のつみ重ねこそ成功の最大要因と信じて、
その労をいとわない持続力。
第三、適度の楽観性。
第四、いかなることでも極端にとらえないバランス感覚。

→まずは、現実の認識から。


③平和(パクス)の役目。
「物産が自由に流通してこそ、帝国全体の経済力も向上し
生活水準も向上するのである」

→平和だからこそ、当方の国と交易ができる。



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↓アウグストゥス後の世界。

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