#127【五賢帝の3番目】ローマ人の物語25 賢帝の世紀 中 塩野七生 新潮文庫


ローマ人の物語〈25〉賢帝の世紀〈中〉 (新潮文庫)
新潮社
塩野 七生

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五賢帝の3番目、皇帝ハドリアヌス。
彼は、10歳で父を亡くし、当時軍団の大隊長であったトライアヌスを後見人としていた。
この時のトライアヌスは、12年後に皇帝になるとは、誰も想像していなかった。

ハドリアヌスは、行政職、軍事職につき、キャリアを重ねる。
彼が評判をあげたのが、第二次ダキア戦役で彼の率いる軍団が活躍したことである。

トライアヌスが亡くなった後、次の皇帝はハドリアヌス以外いないということで即位。

即位後、前帝トライアヌスの信頼の信頼のの厚かった4人を粛清したことで、彼の評判がいっきに下がった。                               

その後、名誉挽回で、寛容、融和、公正、平和をキーワードに税制改革などの政策を実施し、信頼を回復。

ハドリアヌスの統治の特徴として、辺境、僻地を中心に帝国のほぼ全域を視察したことがあげられる。

この視察で、無用と判断したものは廃止、必要なものは活かすことで整理し、帝国の安全保障体制を再構築した。

また、ローマ法大全を刊行し、法律面でも不要な法は廃止、必要な法は新たに制定した。

ハドリアヌスは、様々な面で帝国のリストラをした。


* 目次 *
第二部 皇帝ハドリアヌス
  (在位 紀元117年ー138年)
  少年時代
  青年時代
  皇帝への道
  年上の女
  登位時の謎
  皇帝として
  粛清
  湿地挽回の策
  ハドリアヌスの「旅」
  ライン河
  再構築
  ブリタニア
  ヒスパニア
  地中海
  オリエント
  アテネ
  北アフリカ
  「ローマ法大全」
  ヴェヌス神殿
  パンテオン

<グッときたところ>
①10歳年上の女が弱くなる年下の男の条件。
「第一に、美しいこと。
第二は、若々しさ。新鮮さが立ちのぼってくるたぐいの若さを指す。
第三は、頭脳が明晰であること。
第四は、感受性が豊かであること。
最後は、野心家であること」

→要求が高すぎないか?

②政治は非常なもの。
「そのことを直視しないかぎり、万人の幸せを目標にすえた政治はできない」

→マキャベリも似たようなことを言っていた気がする。
果たして、今の日本の政治家は、万人の幸せを目標にしているのだろうか。

③カエサルをはじめ、優れた政治家。
「政略的思考法に秀でた人は、絶対に一つの目的だけのためにはことを行わない」

→一石二鳥を目指したい。


↓この漫画にもハドリアヌスが登場する。

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
エンターブレイン
2010-09-25
ヤマザキマリ

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