#136【軍人の時代】ローマ人の物語31 終わりの始まり 下 塩野七生 新潮文庫


ローマ人の物語〈31〉終わりの始まり〈下〉 (新潮文庫)
新潮社
塩野 七生

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皇帝コモドゥスが暗殺され、5人の武将が帝位を争った。

軍隊とは、恵まれない生まれの者にも門戸が開かれている、実力主義の組織である。
しかし、勝ち残るには力と知力が不可欠。

内戦の結果、帝位についたのはセプティミウス・セヴェルス。
軍隊を優遇し、帝国の軍事政権化が進んだ。
以前は、ミリタリーからシビリアンになる人が多かったが、ミリタリーのままで、軍事関係者がローマ社会と隔離していった。

彼の死後も、武力を持つ軍人社会が続く。


* 目次 *
第三部 内乱の時代
(紀元193年ー197年)
 軍団の”たたきあげ”
 皇帝ペルティナクス
  帝位争奪戦のはじまり
 ローマ進軍
 首都で
 ライヴァル・アルビヌス
 もう一人の”たたきあげ”
 イッソスの平原

第四部 皇帝セプティミウス・セヴェルス
(在位、紀元193年ー211年)
 軍人皇帝
 思わぬ結果
 東征、そしてその結果
 故郷に錦
 ブリタニア
 死


<グッときたところ>
①改革を進める人。
「大胆な改革を進めるものには、小さなことには今のところは眼をつむるぐらいの度量は必要であった」

→柔軟に。


②乱世で最も成功率が高いのは、自身で強烈に望んだ場合。
「強い意欲の結果であるからには目標の設定も明確で、その目標に達するに必要な手段の選択でも、真剣度がまるでちがってくる」

→やるといったからには、責任をもつのだろう。


③軍事関係者の一般社会からの孤立。
「孤立感はそれを感ずる者の間での結束につながるからであり、その行きつく先は、他とのバランスを忘れた暴徒以外にはないからである」

→現在のリビア情勢のカダフィ大佐側のようだ。


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  • リビアの革命指導者カダフィ大佐が、新たな革命に襲われる:一部

    Excerpt: チュニジアやエジプトのデモでは、軍隊が民衆に銃を向けることを拒否した。つまり軍が権力者を武力で守らなかった。そのため、民衆のデモ活動が容易に膨れ上がり、時の権力者を退陣に追い込むことに成功した。しかし.. Weblog: ニュースを読まねば racked: 2011-02-27 10:30