#147【中世の始まり】ローマ人の物語36 最後の努力 中 塩野七生 新潮文庫


ローマ人の物語〈36〉最後の努力〈中〉 (新潮文庫)
新潮社
塩野 七生

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この巻は、簡潔に言うと4人いた皇帝プラス皇帝になろうとした2人の権力争いである。

ローマ帝国の国力が衰えた時に、よく見られる光景。

正直なところ、そんなにおもしろい巻ではない。

数少ない要点としては、中世時代への扉を開いたといわれる
「ミルヴィウス橋の戦闘」について。

兵力4万のコンスタンティヌスが北からローマを目指す。
ローマの数キロ北にあるミルヴィウス橋の手前で、
兵力19万のマクセンティウスとぶつかる。

少数ながらも、コンスタンティヌス軍が
兵力の多すぎるマクセンティウス軍を狭い地形に追い込む。
逃げ道がミルヴィウス橋のみで、そこにマクセンティウス軍が
将棋倒しで大量に死亡。
将軍のマクセンティウスも死亡した。

この戦いに勝利したコンスタンティヌスが、
キリスト教を公認することで、現代へと続くキリスト教の時代になる。


*  目次  *
第2部  コンスタンティヌスの時代
(紀元306年ー337年)
  「四頭政」崩壊
  皇帝6人
  首脳会議
  「公敵」マクセンティウス
  決戦
  歴素を創った戦闘
  「ミルヴィウス橋の戦闘」
  パッチワークの凱旋門
  キリスト教公認

<グッときたところ>
①ローマ人の考える寛容。
「強者であっても自分たちの生き方を押しつけず、
弱者であろうとその人々なりの生き方を認めることであった」

→だから他民族の文化、風俗を尊重して大帝国となった。

②ミラノ勅令で、いかなる宗教も認めたこと。
「その神が、何であろうと、統治者である皇帝と
その臣下である国民に平和と繁栄をもたらすならば、
認められるべきなのだ」

→損得で考えると妥当な判断だろう。

③戦闘を前にして立てる戦略と戦術。
「いくつかの基本的なことだけ決めて、
その他のことは戦場で戦況の進み具合を見ながら
臨機応変に対処していくものである」

→臨機応変がポイント。

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