#303【いろは丸】竜馬がゆく(7) 司馬遼太郎 文春文庫 1975年


竜馬がゆく〈7〉 (文春文庫)
文藝春秋
司馬 遼太郎

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全八巻のうちの七巻も読み終わってしまった。

竜馬の人生も最終巻の八巻で終わってしまうと思うと、切ない。

さて、この七巻、ハイライトはなんと言っても、いろは丸事件。

せっかく手に入れた蒸気船も、最初の航海で紀州藩の船に衝突されてしまう。

紀州徳川家VS浪人集団の海援隊。

痛快なのは、徳川家の威光で押し切ろうとする紀州藩に、竜馬が国際航海法をもって解決にこぎつけるところ。

このような手段で解決させようとするところが、竜馬が開明的である点。

また、七巻では、土佐藩の後藤象二郎と竜馬が手を組む。

一昨年の龍馬伝で、名前はわすれたが、後藤象二郎役の俳優の熱演が印象的。

特に、山内容堂を京に登らせるための
「大殿様、ご決断を!!」
がグッと来た。


Amazonの内容紹介はこの通り。
同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。
が、竜馬はこの薩長に土佐等を加えた軍事力を背景に、思い切った奇手を案出した。
大政奉還―幕府のもつ政権をおだやかに朝廷に返させようというものである。
これによって内乱を避け、外国に侵食する暇を与えず、京で一挙に新政府を樹立する―無血革命方式であった。



グッと来たところ。
①こまった
どんな事でも周到に考えぬいたすえに行動し、困らぬようにしておく。
それでもなおかつ窮地におちた場合でも、
「こまった」
とはいわない。
困った、といったとたん、人間は智恵も分別も出ないようになってしまう

→高杉晋作の言葉。
ある意味、超ポジティブ思考。


②後藤象二郎のいいところ
時勢を見ぬき、機敏に把握し、物事の紛争をまとめるについても相手の心理や欲望をたくみにとらえて思うままにひきずってゆく。

→こんな人物でも、藩費で遊びまくっていたらしい。


③高杉晋作の辞世の句
面白き
こともなき世を
おもしろく
住みなすものは
心なりけり

→考えしだいで、おもしろくもつまらなくもなる。


④惚れる
物事に惚れるような体質でなければ世上万般のことは成りがたいと竜馬はいう。

→異性にでも、仕事にでも惚れ込まないと目標達成はできない!


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高杉晋作の最期。


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