#330【千代、伊右衛門と秀吉】功名が辻(2) 司馬遼太郎 文春文庫 1976年


功名が辻〈2〉 (文春文庫)
文藝春秋
司馬 遼太郎

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第二巻のメインは秀吉。

織田信長が明智光秀に殺され、秀吉が天下を取るのだが、本書はあくまでも山内伊右衛門一豊と千代の話。

彼らの視点から見た秀吉が描かれている。

へえ~と思ったのは、桃山という地名は秀吉の死後に付けられたこと。
秀吉のいた伏見城が、彼の死後寂れ、付近の人が秀吉を偲んで三万本の紅桃の木を植えたという。
だから、桃山とのこと。


Amazonの内容紹介はこの通り。
木下藤吉郎(豊臣秀吉)の手についた伊右衛門の出世は、遅々としてならない。
そして日の出の勢いだった織田家に転機がきた。
信長が本能寺で斃されたのである。跡目をねらう諸将の中で、いち早くとび出したのは秀吉であった。
伊右衛門にも運がむいてきた。
四十歳を目の前にして、彼はやっと大名になった、わずか二万石の…。



グッときたところ。
①運
運、不運は、「事」の表裏にすぎない。
裏目が出ても、すぐいいほうに翻転できる手さえ講ずれば、なんでもないことだ。

→ものは思いよう。
千代は不運を運と思う方。


②伊右衛門の人徳
(このあるじをたすけねば)
という気持は、他の大身武士の家来以上にかれらはつよかった。

→かれら=伊右衛門の家来。
完璧ではないからこその人徳?


③千代の見る伊右衛門のいいところ
一豊様のしんしょう(財産)は、律儀にましますということでございます。
物をたのまれれば必ずおやりなさるし、いらざる人の悪口には口を合わせられませぬし、御病気だときけば、御自分の食が減るほどにご心配なさいます。

→こういうところが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人に仕えられた理由か。



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