#332【功名】功名が辻(4) 司馬遼太郎 文春文庫 1976年


功名が辻〈4〉 (文春文庫)
文藝春秋
司馬 遼太郎

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山内伊右衛門一豊と千代の物語も、最終巻。

天下分け目の関ヶ原。

そこで伊右衛門は功名を得るのだが、戦場で得たのではない。

石田三成が謀叛を起こしたため、家康が集めた軍議の場で、伊右衛門の発言によって、その他の大名も家康側についた。

伊右衛門は、家康に領地の掛川城を明け渡すと宣言したことが、家康に「あの一言を歴史はかわった」と言わせしめた。

関ヶ原の戦場では、まるっきりいいところがなかったが、それでも戦後に土佐を与えられた。

とことん尽くします!という、誠意を示したところが、家康に気に入られたのだろう。


とは言え、ラストは何とも切ない。

千代のいう通りにしていればよかったのに。

Amazonの内容紹介はこの通り。
関ケ原決戦―徳川方についた伊右衛門は、この華々しい戦でも前線へ投入されたわけではない。
勝ち負けさえわからぬほど遠くにあって銃声と馬蹄の轟きを聞いていた。
しかし、戦後の行賞ではなんと土佐二十四万石が…。
そこには長曽我部の旧臣たちの烈しい抵抗が燃えさかっていた。
戦国痛快物語完結篇。



グッときたところ。
①女運
「連れそう女房のもってうまれた運の力で男の一生は左右されるのだという。
そういえば、おれのような者は当代まれな運をもっている」

→男としては、男運のある男でありたい!


②一国一城の主になること。
「そりゃ立身欲もありましたけれど、
でも、それだけじゃない、と自分に言いきかせるところから、すこしはましな自分になってゆくわけでしょう」

→何かの役に立ちたい、という貢献欲もあると思う。


③国主の政治
「人々の暮らしに希望をもたせる、というのが国主の政治のかなめどころではありませぬか」

→今の政治は、国に頼らずに、自己責任で希望を持たねばならないと思う。


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