#370【人間の情熱】夏草の賦(下) 司馬遼太郎 文春文庫 1977年


夏草の賦 [新装版] 下 (文春文庫)
文藝春秋
司馬 遼太郎

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織田信長が明智光秀に殺害され、明智光秀が豊臣秀吉に倒された。

天下を狙っていた長宗我部元親だったが、世は豊臣秀吉の時代。

元親が天下をとることは不可能になり、夢を失った元親はもはやただの人になってしまった。

司馬遼太郎は、元親を通して、「人間の情熱」を描きたかったらしい。

元親の功績としては、一領具足の志願兵制度を作ったこと。

江戸時代に入ってから、郷土として山内家の武士に差別されたが、約300年後に、彼らの子孫が江戸幕府を倒した。

これが救いだろうか。


Amazonの内容紹介はこの通り。
もし、おれが僻地の土佐ではなく東海の地に生れていたならば…長曽我部元親は嘆く。
強盛を誇った信長が斃れても、素早く跡を襲った豊臣秀吉によって、営々と築きあげてきた四国に侵略の手が伸びてきた。
そして再び土佐一国に、押し込められようとしている―土佐に興り、四国全土を席巻した風雲児の生涯。




グッときたところ。
①大将とはほうびを与える者
よき大将は、価値のよき判断者である。
将士の働きを計量し、それがどれほどの恩賞にあたいするものかを判断し、それをあたえる。
名将のばあい、そこに智恵と公平さが作用かするから、配下の者は安心してはげむのである。
配下が将に期待するのはそれしかない。

→社長も同じ。
給料と適切な任務をあたえる人。


②智恵
勇気と同じ量の臆病さがなければ細心な智謀は湧かず、敵の心理状況も察することができない。

→「自分が常に正しい!」と思い込んでいたら、相手の気持ちは理解できないはず。


③生きる目的
男は、夢のあるうちが花だな。
その時期だけが、男であるらしい。
それ以後は、ただの飯をくう道具さ。

→秀吉の命で負け戦に行き、さらに息子まで亡くした元親。
もはや世捨て人。


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