#371【長宗我部盛親】戦雲の夢 司馬遼太郎 講談社文庫 1984年


新装版 戦雲の夢 (講談社文庫)
講談社
司馬 遼太郎

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これも題名だけではわからないが、「夏草の賦」の主人公であった長宗我部元親の末子、長宗我部盛親の物語。

関ヶ原でやむをえず西軍の石田三成方についた長宗我部元親。

ここが悲劇の始まり。

敗軍ということで、家を取られ、京で暮らす盛親。

長宗我部という名前すら名乗れなくなり、大岩祐夢となる。

大名の御曹司ではあったが、野望を持たなかった男の話。

改めて、自分が平民の子でよかったと思った!


泣けるのは、最後に旧友と戦わねばならないところ。

その戦いの場面に男の友情を感じた!

Amazonの内容紹介はこの通り。
土佐二十二万石の領主・長曾我部盛親は、関ケ原の戦いで西軍にくみしたため一介の牢人の身に落ちた。
謫居の地を京都に定められた盛親は、再起への野望を密かに育み、旧臣五千人とともに大坂夏ノ陣に立ち上がったが…。
大きな器量を持ちながら、乱世の流れに乗れなかった悲運の武将を鮮やかに描く傑作。



グッときたところ
①表裏
賢者はその二つ(表と裏)を見ることができるが、表裏が見えるためにかえってなにもできない。
しかし、人傑は、その表裏がみえ、しかもその一方をとって断じて行う者のことだ。

→なにもできない盛親は、当分の間は賢者。


②夢
夢を見ていなされば必ず機会がくる。
機会にはふしぎな力がござる。

→自己啓発書で言ってそうな言葉!
しかし、事実、合戦に出ることができた。

③男の一生
拙者の正念は、勝敗にはござりませぬ。
男の一生をかざりたいだけでござるよ。

→負けるのを知っていて、死ぬのを覚悟で戦いに向かう男たち。
現代においては、その気持ちを理解するのは難しい。


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