#376【家康と淀君と秀頼】城塞(上) 司馬遼太郎 新潮文庫


城塞 (上巻) (新潮文庫)
新潮社
司馬 遼太郎

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豊臣秀吉亡き後の、豊臣家と徳川家康の物語。

600ページ超の本が上中下の三冊。
(正確には、中下巻は500ページ弱)

ボリュームたっぷり。

しかし、正直に言って、「竜馬がゆく」のように読んでいてワクワクするものではない。

むしろ、滅亡する豊臣家の話だから切ない。

秀吉の子を産んだというだけで、高い地位になった淀君。

数年前の大河ドラマ「江」では、宮沢りえが演じていた淀君。

「功名が辻」の千代のように才女ではなく、淀君は子の秀頼のことだけを思う凡庸な人。

加えて、「関ヶ原」や「覇王の家」でも登場する徳川家康は、戦国の時代を終わらせ、江戸幕府を築いたという偉大な実績はある。

しかし、老獪と言わざるをえない。

織田信長や豊臣秀吉のような、華やかさはない。

繰り返すが、テンションのあがる物語ではない。

Amazonの内容紹介はこの通り。
秀頼、淀殿を挑発して開戦を迫る家康。大坂冬ノ陣、夏ノ陣を最後に陥落してゆく巨城の運命に託して豊臣家滅亡の人間悲劇を描く。



グッときたところ。
①家康の常套手段
家康は多少の好意を売ることによって相手の出方を見、その本意をさぐるというやりかたをとる。

→いやらしい。


②間諜
本来、間諜とは構想者であり、夢想家であるにちがいなかった。

→間諜すなわちスパイ。
相手のことをいろいろと詮索するあたりが夢想家か?


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