#378【燃え尽きて死ぬ】城塞(下) 司馬遼太郎 新潮文庫


城塞 (下巻) (新潮文庫)
新潮社
司馬 遼太郎

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 城塞 (下巻) (新潮文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


長い物語も下巻。

豊臣家の大坂城側は、前回の冬の陣で堀が埋められ、城塞としての大坂城は、弱体化。

徳川軍に負けるのは目に見えていたが、家康の首を取ろうと奮闘する真田幸村と後藤又兵衛。

美しく死ぬ、という死への讃美は、この頃に始まったらしい。


そして、とことん潰そうとする家康。

どんな小さな事象でも、この老人にとって調略のたねにならぬということはないらしい。

そこにスポーツマンシップのようなものはない。

しかし、こういういやらしさかないと、世の中を渡っていけないのだろう。


司馬遼太郎とは全く関係ないが、若くして自ら命をたったニルヴァーナのカート・コバーンの遺言

I
t's better to burn out than to fade away.
錆びつくより燃え尽きたほうがいい(訳はwikipedia)



後藤又兵衛や真田幸村は、武士としてカート・コバーンと同じく、一気に燃え尽きたかったのだろう。

逆に、秀吉の子というだけで過保護にされた秀頼は、燃えることなく錆び付いていったかのよう。


Amazonの内容紹介はこの通り。
秀頼、淀殿を挑発して開戦を迫る家康。大坂冬ノ陣、夏ノ陣を最後に陥落してゆく巨城の運命に託して豊臣家滅亡の人間悲劇を描く。



へえ~と思った方は、↓をクリック願います。
人気ブログランキングへ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック