#489【果物屋】生ゼリーにきょうも行列ができる理由 杉山清志 セブン&アイ出版 2012年


生ゼリーにきょうも行列ができる理由
セブン&アイ出版
杉山 清

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たまたま本屋で見つけて、ジャケ買いしたもの。

「生ゼリー」というのは初めて聞いた。

静岡県富士市の杉山フルーツが作っている、高品質の果物を使用したゼリーらしい。

しかも、見た目がきれいで、芸術の域らしい。

著者も、フルーツアーティストと呼ばれているらしい。

オンリーワンにこだわる人で、あえてチェーン店を作らず、企業とコラボしたりもしていない。

たまに百貨店のイベントに期間限定で出店するだけ。

このことが、消費者の購入欲をそそる。

巧みなマーケティング!


Amazonの内容紹介はこの通り。

かつて存亡の危機に直面した商店街の果物店が、今では「奇跡の果物店」と呼ばれる繁盛店となり、全国の百貨店バイヤーが催事のたびに奪い合う人気店となった。なぜ、この店、静岡の杉山フルーツだけがバカ売れするのか?どこにもない独自性と、お客さまに納得していただくために日々していることに、その答えがあった。

著者について

杉山 清(すぎやま きよし) 杉山フルーツ店主。フルーツアーティスト。1960年、茨城県に生まれる。栃木県立真岡高等学校卒業。東京都内のホテルでシェフとして働いたのち、1982年、妻の実家である静岡県富士市・吉原商店街の果物店の3代目となる。1997年に店を、ギフト専門に特化した果物店とし、2005年には完熟フルーツを使ったフルーツゼリー「フルーツアーティスト 杉山清の生ゼリー」を発売。大反響を呼び、たちまち行列のできる人気店となる。2008年からは「杉山清ライブツアー」と銘打った生ゼリーの出張販売を全国各地の百貨店などで行っている。


なるほど!と思ったのは次の箇所。

(1) 商品開発
食べたその瞬間に素直に「おいしい」と感じられれば、それは多く人に受け入れられる味わいに仕上がっているのです。
(中略)
大事なのは、自分の感覚よりも、お客様に近い人の反応なのです。


(2) 果物への眼力
果物のよしあし、つまりおいしい果物を見極める「眼力」は実地体験を集積することでしか身につかないと思っています。


(3) 売上重視の農家に対して
「何をいっているんですか。
お客さまによろこばれるメロンをつくるのがあなたのしごとでしょう。
金額ありきの売り上げなんて考えてはいけないんです」


(4) 自責
もし他人のせいにする暇があるのなら、その時間を使って、どうすればお客さまがよろこび、自分の店が繁盛するかというアイデアを絞り出してほしいのです。
なんといっても本物のアイデアやモチベーションは、決して時代に左右されません。


(5) 商売
商売は世の中の人々の役に立つためにあるのであり、自分が喰えても喰えなくても、お金があってもなくても、人間の生活や文化を豊かで楽しいものにするために存在しているのだ、とはっきり意識することだ。





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