#492【再々読】ダンス・ダンス・ダンス(上) 村上春樹 講談社文庫 1988年


ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)
講談社
村上 春樹

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「村上さんのところ」を読んで、改めて村上春樹を読むシリーズ第一弾。

おそらく、これを読むのは3回めか4回め。

村上主義者(「村上さんのところ」で村上春樹の愛読者をこう呼んで欲しい、と村上春樹)の私にとっては、このダンス・ダンス・ダンスが一番好きだ。

特に、ハワイでのんびりしているシーンの描写が好きだ。

ハワイのシーンだけパラパラと読んで、南国気分になることもある。

その他、気に行っているところは次の箇所。

⑴ 題名に関連
踊るんだ。
踊り続けるんだ。
何故踊るかなんて考えちゃいけない。
意味なんてことは考えちゃいけない。
意味なんてもともとないんだ。
そんなこと考え出したら足が停まる。
一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。


⑵ 車と僕
僕がここの空間に入る。
僕はこの車を愛していると思う。
するとここにそういう空気が生じる。
そして車もそういう空気を感じる。
僕も気持ち良くなる。
車も気持ち良くなる。


⑶ 性格
ダンス・ステップみたいなもんです。
習慣的なものです。
体が覚えているんです。
音楽が聞こえると自然に動く。
回りが変わっても関係ないんです。
すごくややこしいステップなんで、回りのことを考えてられないんです。
あまりいろんなことを考えると踏み違えちゃうから。
ただ不器用なだけなんです。
トレンディーじゃない。



Amazonの内容紹介はこの通り。
『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。
奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。
70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。

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