#126【五賢帝の2人目】ローマ人の物語24 賢帝の世紀 上 塩野七生 新潮文庫


ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)
新潮社
塩野 七生

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五賢帝の2人目、トライアヌス。
初の属州出身の皇帝。

彼の功績として大きいのは、彼の時代にローマ帝国の領土が最大となったこと。
ダキアという、今でいうとルーマニアの地域は、前々帝のドミティアヌスの時代に、
ローマが敗れ、平和協定を結んでいる。
その後、ダキア側が違反行為をしたため、トライアヌスが軍事行動にでた。

戦役に勝利し、ダキア人を追放し、周辺地域の住民を移住させた。
これが、ルーマニアだけラテン語を母体とする言語を使用している原因である。

その他には、公共事業で、トライアヌスのフォールム、市場、円柱など、
現在でもローマに残っているものを建造している。

社会基盤の整備、福祉の拡充なども行ない、まさに賢帝であった。



* 目次 *

第一部 皇帝トライアヌス
  (在位 紀元98年ー117年)
  皇帝への道
  気概を胸に
  ひとまずの帰都
  古代ローマの”君主論”
  空洞化対策
  育英資金
  ダキア問題
  第一次ダキア戦役
  建築家アポロドロス
  「トライアヌス橋」
  黒海から紅海へ
  第二次ダキア戦役
  凱旋
  戦後処理
  公共事業
  属州統治
  ブリニウス
  私人としてのトライアヌス
  パルティア問題
  遠征
  死

<グッときたところ>
①武人としてのトライアヌス。
「戦闘に勝つのは敵が予想もしていなかった作戦を駆使したとき、
であることを知っている武人でもあった」

→敵が予想していないことをするから、勝つのだろう。


②皇帝としてどう振る舞うべきか。
「主人としてではなく父親として、専制君主ではなく市民の一人として。
そして人間的には、快活であると同時にまじめであり、素朴であるとともに
威厳があり、気さくでありながらも堂々としていなければならない」

→これでは超人的。


③情報収集。
「客観的な事実を集めることだけではなく、
客観的な事実の間にひそむ何かを探りとる作業でもある」

→そこがローマ軍の司令官の腕の見せどころ。


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