#411【農地の取り合い】ランドラッシュ NHK食料危機取材班 新潮社 2010年
数年前にテレビでやっていたようだが、本書を読んで初めて世界では農地の取り合いをしていることを知った。
ただ、韓国の企業がマダガスカルの農地を無償で借りて、自国向けに食料を生産しようとしたところ、大反発を受けて頓挫した、というのは記憶にある。
今後、どんどん人口が増えていくが、地球上の面積は変わらない。
となると、食糧を生産できる土地を持っていないと、生きていけない。
もしくは、そんな国と仲よくしておかないといけない。
これはかなり深刻な問題だ!
Amazonの内容紹介はこの通り。
2011年2月11日放映、衝撃の「NHKスペシャル」。
新情報を加え単行本化!「食料問題」をテーマに人類の未来を展望、さらに将来に備えた日本の国家戦略を考える。
出版社からのコメント
ウクライナでは欧州・中東諸国、インドが農地争奪戦を展開。
極東ロシア沿海地方では韓国が国ぐるみで巨大農場を建設。アフリカでは中国が密かに農地を囲い込む。
「食料安保」をめぐって激突する国家戦略。世界は新たな植民地時代に突入するのか。
日本の選択は?
①外国資本による農地開発
確かに収量は増えました。
でも、それは一時的なことに過ぎません。
外国企業はか「そのときいちばん高く売れる穀物」しか植えません。
同じ畑に同じ作物を何年も植えつづけたら、どうなりますか?
土壌の養分は尽き果ててしまいます。
→所詮は商売、儲かればいいとしか考えていない。
②儲かるとき
農業で一番儲かるのは、穀物を売る時ではありません。
価値の上がった農地を売る時なんです。
→日本の農地持ちサラリーマンも、機会があれば土地を売って儲けようとしているらしい。
③ 食糧援助
アメリカから1万キロ以上離れたエチオピアまでトウモロコシが輸送されてくる一方で、エチオピア国内で生産された穀物は海外に輸出される。
そして国内では多く人が飢えに瀕している。
→アメリカとしては、エチオピアのためではなく、アメリカ国内の農家のため。
④農業で生き残る
このままだと、今後も穀物メジャーに安値で買い叩かれますよ。
独自の販路を自分たちで見つけなければ、いつまでたっても自立した生産者になれませんよ。
→ウクライナで農業指導をする、青森の農家の言葉。
日本の農業でも当てはまる!


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