#340【松陰、高杉、河井、大村】司馬遼太郎の幕末維新2 週間朝日編集部 朝日文庫 2012年


司馬遼太郎の幕末維新Ⅱ: 『世に棲む日日』『峠』『花神』の世界 (朝日文庫)
朝日新聞出版
2012-03-07
週刊朝日編集部

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先日読んだ「司馬遼太郎の幕末維新1」が「竜馬がゆく」と「燃えよ剣」だったのに対して、
こちらは、私のお気に入りである「世に棲む日日」「峠」「花神」の三つをピックアップして、まとめたもの。

内容としては、これらの小説の土地を訪れたり、背景を探るもの。


幕末物では、「竜馬がゆく」「燃えよ剣」が人気としては2トップだと思う。

個人的には、「竜馬がゆく」と今回扱われている「世に棲む日日」が2トップ。

次いで「菜の花の沖」、「花神」、「峠」とつづく。

「菜の花の沖」は、少し舞台が異なるが、高田屋嘉兵衛の生き様が興味深い。


司馬遼太郎は、「峠」の河井次の乃助や「花神」の大村益次郎のような、一般的にメジャーではない人物に光をあてている。

そういうところが、私が司馬遼太郎好きな理由のひとつ。

Amazonの内容紹介はこの通り。
執筆当時のエピソードを辿り、作品の舞台を訪れ、司馬さんが創りあげた小説世界の原点に出会う”旅”へ。
ベストセラーシリーズ週刊朝日ムック「週刊司馬遼太郎」がついに文庫化。

『世に棲む日日』の吉田松陰と高杉晋作、『花神』の大村益次郎。
三人の長州人は成功を見ずに、早すぎる死を迎える。
一方、『峠』の長岡藩家老の河井継之助は時代の先を読みつつ、全藩玉砕の道を選ぶ。
勝者も敗者もなく、人生の矛盾を抱え、維新を駆け抜けた男たち。
立場は違えど、それぞれに時代の行く先を見据えようとした彼らの生き様から我々は何を学べるか。



グッときたところ。
①都市
都市とは才能の市なのです。
才能の目方をはかる市場である。
才能のある者を残し、才能のある者に収入を与え、生活を与える。
(中略)
日本中の子供たちが才能の市で競争させられている。
本来向いていない人が多いのに、向いているように仕込みをして、今日の世界に冠たる技術国家をつくりあげた。

→確かに都市部の子供の方が忙しくて大変そう。
松下村塾に関する教育の講演より。


②河井継乃助
日本の歴史に河井継乃助がいて良かったなと。
風がふけば、すぐそちらになびく。
中国といったら中国、ニクソンといったらニクソン、秀吉が死ねば家康です。
それだけの歴史しか持たないのであれば、そんな民族は信用できません。
しかし、河井継之助がいました。
世の中にはいろいろな人がいて、日本の歴史のなかには、分の厚さを受け持っている人もいた。

→寄らば大樹の陰、とはいうが、あえて寄らないという決断もある。
でも、往々にしてそれはリスクが高い。


③司馬遼太郎と一緒に「街道をゆく」の旅をした編集長のことば
司馬さんは街道の旅でよく、「取材旅行といっても、その土地で風に吹かれて空想するだけでいいんです」と話されていた。
その言葉がピッタリの情景だった。

→その場所に行くことに価値がある!


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花神(上) 司馬遼太郎 新潮文庫
(2010年3月19日 記す)

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#219【長岡藩・河井継之助】峠(上)司馬遼太郎 新潮文庫 1968年
(2011年9月4日 記す)

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「世に棲む日日」は、2回読んでいるけど、まだ記事は書いていなかった。

世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)
文藝春秋
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